読者より
どうなってるの?-各国の「元気が出る本」事情 [読者より]
投稿日時:2009/12/15(火) 16:05
世界各国のバベル翻訳大学院(PST)生の皆様は、アップリフティング、セルフヘルプ、自己啓発、あるいは癒し系にカテゴライズされる書籍を、どう捉えていらっしゃるのだろうか? お国振ぶりの違いが浮き上がるレポートに加え、トルコ在住のハクセヴェルひろ子さんが原稿とは別にお寄せくださったコメントが興味深く、冒頭で紹介させていただくことにした―
ここ数週間書評を追っているのですが、癒し系とか自己啓発本はほとんどないようです。そもそも、そういう類の本は国家が成熟してこの先の見通しが立たなくなったときに読まれるのではないかと思いますが、トルコはまだ発展途上で、日本の80年代の前半から半ばにかけての「押せ押せムード」です。癒し系の本が読まれるのは、もう少し先のことかもしれません。